【初心者必見】linux初心者向けエディタはnanoで決まり!その理由とは?

    突然ですが皆さん、linuxでエディタは何を使っていますか? vi?emacs?

    どちらも高性能で、キーバインドも多数あるため慣れればとても使いやすいです。特にvi(vim)は、linuxやMac OS Xを含めたUNIX系OSには必ず標準で搭載されているため、viの使い方を知っておけばどのような環境でも困りません。私もvi派です。

    上記のどんな環境でも使えるという特徴から、多くのlinux設定用記事などではデフォルトで「vi hogehoge」と書いてあることが多いです。しかし、初心者の方がlinuxを使い始めてすぐにviをメインエディタとして使うのはオススメしません。操作が複雑すぎるからです。

    理由は以下のとおりです。

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    viがlinux初心者向けではない理由

    例えばviでは、「コマンドモード」「入力モード」といった2つのモードが存在します。ファイルを開いた直後はコマンドモードであり、ここから入力モードへの切り替え後に文字列を編集します。しかし、viをあらかじめ知っていなければ、このモードという概念の存在すら分かりません。

    例えば私は、linuxを初めて勉強しようと思った時に、CentOS 5.xを最小構成(GUIなし)で実機にインストールして使い始めました。インストールも勝手がわからずgoogle先生に訊きまくり、やっとインストールが終わってマシンを起動したら、「localhost login:」から前に進めない。試行錯誤した末にrootでログインできることに気付き、「じゃあ次はIPアドレスを設定するかー」と、何も考えずネット上の記事からコマンドをコピペして設定ファイルをいじろうとした時、事件は起きました。

    viでファイルは開けたけれども、キーボードを叩いても何も入力されないし、EscキーやCtrl+Cを押しても元の画面に戻れない!やばい、どうしよう!フリーズしたかも!?

    パニクってPCの電源ボタンを押して強制シャットダウンする、ガチlinux初心者なぼく。このあとも何回か、泣きそうになりながら電源ボタンを押してました。そんなぼくがviのモードの概念を知り、「:wq」で保存、「:q!」でエディタを強制終了できることを知ったのは数ヶ月後のこと。上述の事件によって心が折れ、linuxに対して恐怖心を抱いてしまったぼくは、しばらくlinuxを遠ざけて生活していたからです。viのバカヤロー!!

    そんなワケでviは初心者向けエディタではないのです。いうなれば、人の心をズタズタに引き裂いていく悪魔の如き存在。じゃあ、初心者は一体何のエディタを使うべきなのか。ぼくは「nanoエディタ」をオススメします。その理由は以下。

    linux初心者がnanoを使うべき理由

    キー操作が画面に常に表示されている

    viエディタのUIは非常にシンプルであり、基本的に画面にはファイルの中身か現在のモード以外表示しません。(以下、スクリーンショット)

    これでは初心者はどうやって入力してどうやって終了するのか分かりません。操作わからないし。そりゃPCも強制シャットダウンするわ!

    vi_editor

    viエディタ画面

    それに対しnanoエディタは、常に画面下部に主要なキーバインドを表示しているため、初心者でも迷うことがありません。「Ctrl+O」で保存、「Ctrl+X」で終了、「Ctrl+G」でヘルプ等々。viが悪魔だとしたらnanoは天使ですね。初心者への配慮、大事。

    nano_editor

    nanoエディタ画面

    モードの概念がない

    nanoは、viのような「モード」の概念がありません。起動してすぐに文字を入力することができるし、キーバインドを入力すればすぐにエディタを終了できます

    viのコマンドモードはファイルの意図しない書き換えを防いだり、行番号の表示・非表示をサッと変更できたり、便利な点も多いのですが、初心者にはどうしても手に余るものです。初心者のうちは「とにかく設定ファイルをいじってみる」ことが一番の勉強になるので、エディタの使い方を調べることに時間を取られるのは非常にナンセンスです。

    nanoエディタは直感的に操作できるため、あなたの勉強効率は格段にアップするでしょう。

    エディタに拘るのは、linuxのディレクトリ構造やコマンドなど、linuxの基礎を覚えてからでも遅くはありません。

    エディタ戦争に巻き込まれない

    世の中では、どのエディタが最も優れているのかという宗教戦争が日夜繰り広げられています。

    その中でも特にviemacs2大勢力と呼ばれており、あなたの周りの友達や同期・上司などが熱心な信者だった場合、このエディタ戦争に巻き込まれる可能性があります。

    例えば、自分がviを使っているのに上司がemacs信者だった場合:

    「おいお前!何viなんか使ってるんだ?今すぐsudo apt-get install emacsするんだ。いいか?emacsはな、viなんかと違ってカスタマイズ性に優れ~云々」

    例えば、自分がemacsを使っているのに上司がvi信者だった場合:

    「え、何故emacsなんか使ってるんだお前は!今すぐsudo apt-get remove emacsするんだ。勝手にソフトをインストールしちゃダメだろう!viなら標準搭載で~云々」

    こういった際に、nanoエディタならばどちらの宗派にも属さずに中立的な立場を保っていられます。何か言われたとしても、「ぼくviとかemacsとか難しいエディタわからないので~初心者向けと言われているnanoを使ってるんですよ~。」とか言っとけば、多分納得するでしょう。

    また上で言っているように、当たり前ですが顧客サーバなど、自分の完全な管理下でないサーバに無断で他のエディタをインストールするのはやめましょう。最近のディストリビューションであればデフォルトでnanoが入っている可能性もあるので、その時は喜んで使いましょう。

    nanoはviやemacsに比べると少しマイナーですが、初心者にはとてもオススメです。

    また、日本語で使い方を説明している記事も意外とあるので、応用的な使い方をしたい方もそれほど苦労せずメインエディタとして活用できるのではないでしょうか?

    nanoエディタをインストールする方法も後日書きますね。

    これからもエンジニア向けに役立つ記事を書いていきます。

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